今日は昨日の続き。
北野坂にあるオシャレなレストランでランチをした後、
トアロードにある「北野工房のまち」に行ってみました。
「北野工房のまち」は旧北野小学校の校舎を利用して出来た観光スポットで
いろんな工房が集まっています。
昭和6年に建てられた古い校舎は、今時に無い造形物で、
あめ色になった木の床といい、柱部分にはアーチ形の天井、
ベージュっぽいペンキで塗った壁にむき出しになった配管、丸い白熱灯のランプシェード・・・
この建てられ方、どっかで見たことあるわぁ~と
バス停のある出入り口のベンチに座って眺めておりました。
それは直ぐに思い出した。
大阪で働いていた病院に似ているわ~と。
今は建て替えられて近代的な作りになっているけど、
その前はいかにも出てきそうな古めかしい病院でした。
歩くだけでもミシミシ音を立てる木の床。
アーチ形の天井。むき出しの配管。
所々雨漏りか地下水かよくわからん水たまりがあったり。
病院の消毒の匂いだけではなく、
古い建物のかび臭い匂いと湿気た匂い、
そして何の匂いかわからんけど、なんとも表現しがたい独特な匂い。
特に地下廊下は、昼間歩いているだけでも出てきそうで。
地下廊下というより地下壕と言ったほうがぴったり当てはまる。
軍事用として利用されていたとの話も聞いたことがあったし、
足を投げ出して壁にもたれて座っている軍人さんや
一人でポツンと立っている軍人さんが現れそうで
地下廊下を一人で通るたびにいつもドキドキしてたっけな。
出来れば通りたくなかった地下廊下でしたが、
構造上、本館から病棟へ行くには必ず通らなければならない地下廊下。
私は全く霊感が無いので、
見ることも聞いたことも不思議な体験をしたことも無かったけど。
少しでも霊感があったら、長くは勤めていられなかったかもしれません。
妹の友人がこの病院の近所に住んでいて、また霊感の鋭い人なもんだから
病院の敷地内はうじゃうじゃ居てると言うていた。
歩いている人が生きてる人かそうじゃない人かわからないぐらいに多いとか。
その友人宅にも度々やってくるようで
ある者は急にバタバタバタっとすんごい勢いでトイレに入ったかと思うと
ジャーと水を流して、また勢いよく飛び出していくのもいてて、
それを日に何回もされるもんだから、いい加減にしいや~と思った
とかいう話も思いだし、懐かしく妹と話していたら・・・・・
「プルルルルル・・・・・・」と電話の鳴る音が。
誰かの携帯?
いやいや、よくよく聴いてみるとベンチの横にあった公衆電話が鳴っている。
近くのお店の人も何の音?と覗きに来てくれて
少しおののきながら受話器を取ってくれました。
「はい、もしもし?・・・・」
「・・・・・・・・・・」
しばらくしてから首をかしげながら受話器を置いた店員さんに
なんでしたか?と聞いてみたら
「いえ、何も・・・・・・」と。
店員さんの様子から、
こういったことは常日頃からおこっているわけではないことがうかがえた。
場所も場所ですし、
こういった話をしてたから仲間入りしてきたとか!?
ひょえ~~~~~(@_@;)
ちょっと奇妙な出来事でした。
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